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森林・林業の資料・データベース




森林・林業についての歴史資料や文献などのデータベース



日本は世界でも稀にみる森林大国です。

国の約7割は森林で覆われており、
温暖で多湿な気候を中心とし
北は亜寒帯から、南は亜熱帯まで 
標高差も豊かであることから極めて多彩な森林が存在し

先進国の中では、
フィンランドに次いで世界第2位の森林率を誇ります。

そのような背景から

『木の文化』

が根付いたこの国では
森林との様々な関わりの中で歴史を紡いできました。

日本のこれからの人と森について改めて考え直す為、
森林や林業についての歴史資料やデータベースをまとめています。

日本の森林

・北は常緑針葉樹からシイやカシなどの照葉樹林、南はマングローブ林まで様々な植生を保有

国土の約67.2%は森林。国土面積の3780万haのうち(2505万ha)

・2505万ha全森林の約66%が(約1,348万ha)が「天然林

・2505万ha全森林の約40%にあたる(10,20万ha)が「人工林

・その中でも人の手がほぼ、入ってない「原生林」は全体の森林の4%ほど

日本の都道府県別森林面積

(単位:千ha) 森林法第2条第1項に規定する森林の数値。 2:「無立木地」は、伐採跡地、未立木地  3:平成29(2017)年3月31日現在の数値                     参考グラフ[a]:林野庁業務資料

日本の林業

 

・日本の木材自給率

1955年には、94.5%であったのが、住宅建築の変化と木材の輸入自由化により、
1970年には、45.0%  2000年には最低の18.2%まで落ち込む。その後、
2009年には、
27.8%  2019年には37.8 %まで上昇 『2』グラフ「b」

・国内における木材自給率低下の背景

1955年(昭和30年)まで、日本の木材自給率は95%近くあった。その後、50年で約20%になるまで落ち込むが、その背景には、

・昭和39年の木材輸入の自由化があり、外国産木材が安価で大量に入手できるようになったため、昭和20年ごろに植林した木材が順調に成長しても在庫を抱えて市場が低迷するという状況に陥いった為と

・日本の住宅構造の変化から間伐材を使用していた建材もアルミ製などに変わったため、間伐材の需要も大幅に減り、
木造建築よりもコンクリート建築の割合が増えた為と考えれる。

・近年における木材自給率の上昇の背景

近年(2000年)以降の木材自給率の上昇の背景には、

・輸入木材の価格の高騰と
国内の森林資源が充実し、中国やインドなどの新興国で、木材の消費が伸びており、
国内で原材料を求める動きが強まっている事『2』

・2011年以降には、燃料エネルギー(木質バイオマス)の資源としての需要が高まっている為。

・その一方で建築用材となるはずの丸太が、トラックごとエネルギーの為にバイオマスプラントへ運ばれていく現状もみられる『1』

 

木材自給率の推移

野生動物による森林被害

1:国有林、民有林の合計  2:森林及び苗畑の被害  参考グラフ[c]:林野庁業務資料

樹種別人工造林面積

1:

1:民有林の樹種別人工造林面積であり、国有林は含まない。 2:上段( )内は、育成複層林施業における樹下植栽等を含む面積  参考グラフ[d]:林野庁業務資料

人工林の齢級別面積

1:数値は各年度末のものである。 2:昭和60(1985)年は15齢級を、平成元(1989)年、6(1994)年は17齢級を、平成13(2001)年、18(2006)年、23(2011)年は19齢級を、28(2016)年は20齢級を最大齢級としており、それ以上の齢級は最大齢級にまとめている。3:森林法第5条及び第7条の2に基づく森林計画対象森林の「立木地」の面積。 参考グラフ[e]:林野庁業務資料

用語

天然林 

樹木を育てるために伐採や苗木の植栽など人の手による介入があっても、
成立の過程が主として自然の力によるものである森林。

植生遷移

植物が土地で生育することによる、環境形成作用が主な原因となり、時とともに場所の環境が変化して行く現象

 

森林・林業の歴史

・原始日本の森と植生 氷河と間氷期
・縄文三内丸山遺跡 焼畑と栗の栽培
・神話における林業の伝承
・大型寺社建築と森林関わり
・林業の始まり 森と杣人
・江戸時代 大量伐採による留山制度
・森の中で生きた人々 サンカ・木地師
・産業革命によるエネルギーの転換
・戦後の拡大造林と輸入木材
・照葉樹林文化論と隣のトトロ
・明治神宮 人の手による森の再生
・潜在自然植生とその有効性
・飽和する森林と動物達
・現代林業の実情
・杉檜林と花粉症と環境汚染
・自然災害と森と土壌の関係
・植林活動と獣害問題
・地理と気候からみた日本の森
・エネルギー問題 バイオマス発電と共に消える建築用材
・カーボンニュートラルと炭素の固定
・これからの森と人の関わり方

参考文献

日本文化再構研究所 / Fumito Okuyama

森林・林業の歴史

原始

神代 旧石器 縄文 弥生 時代

古代

古墳 飛鳥 奈良 平安 時代

中世

鎌倉 南北朝 室町 戦国 時代

近世

安土桃山 江戸 時代

近代

明治 大正 昭和 平成 時代

これから

令和 時代

               

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一緒に日本の文化を振り返りませんか?



 

 

日本文化再構研究所は

 

日本文化の”未来”の為に

分類した文化の歴史を通俗化して

多くの人々に分かりやすく知ってもらう事を

目的に活動をしています。

 

その為には一人の力ではとても及ぶことができず

多くの人達のお力添えが必要としており

各分野で情報のご提供と編纂に

協力いただける方を募っています。

 

こちらでは、森林・林業 の歴史をまとめるに

あたって情報を集めています。

  

かつての”文化”の成り立ちと”遍歴”を辿り

それが”共有”される事によって

次の時代の在り方が見えてくるのではないでしょうか。

 

森林や林業について何かしら関わりがあり

文化の編纂や発信に力を貸していただける方が

いらっしゃいましたら

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 または、Instaglamからお気軽にDM頂けたら嬉しく思います。

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 

 

現在はまず初めの取り組みとして

見立ての歴史のみ簡単に編集をしていますので、

ご参考に頂ければ幸いです。

 

 

 

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